地域包括支援センター合同多職種連絡会

8月12日(水)に松本市総合福祉センターにて地域包括支援センター合同多職種連絡会が開催されました。

保科が『自立支援の観点から』というタイトルでご講演させて頂きました。

時間の都合上、駆け足での公園となってしまいました。お聞き苦しい点もあったと思いましたので、ブログにて簡単に内容を記したいと思います。

内容としましては、タイトルにあるように自立支援の観点から理学療法士はどこに着眼して考えているか?という話になります。

基本的には、訪問看護・リハビリに関わり始めたころに感じた、個人的な疑問に対する回答をお伝えしていく流れとなります。

まとめ

Q1.訪問は、明確なゴールが設定出来ない事が多く、目標達成となっても惰性で訪問を継続する事が多い

A.期待する結果をだすためには、明確な目標設定が必要。⇒数字化・可視化

Q2.訪問リハビリとしての法律上の指針や会社指針が明確でない

A.生活期のリハビリテーションの終了を考える上で必要なことは、技術とエビデンスだけではなく『経験と感性』も重要

Q3.経験年数によって、ゴール設定が違うことがある。何を基準にベテランがゴールを決めているのか不明瞭

A.ゴール設定については、方針を統一・共有する必要がある。

Q4.そもそもゴールという言葉の持つイメージが人によって異なるため、誤解を生じやすい

A.曖昧なゴール設定は、効果のない漫然としたリハビリテーションを誘発する。ゴール設定を考える上で絶対に欠かせないことは、個人因子と環境因子の把握・掘り下げである。

限られた時間の中で、お伝えさせて頂いたため

上手く伝わらないことや、聞きそびれてしまったこともあると思いますので、公演時にお配りした資料を

特別公開します。

ご自身の復習、友人や同僚、ご利用者様や患者様に伝達する機会などに、ご自由にお使いください。

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