2. 水と電解質で水分補給

水分が足りなくなった細胞に必要な液体は水だけです。

糖分の多い飲料が欲しくなるのは、空腹であるか、または依存性の高い糖の甘さによるものです。

緑茶や麦茶のような一部の例外を除き、水以外の飲み物が健康に良くないとされるのはそのためです。

マイクロバイオームには、体内のあらゆる細胞と同様に水が必要です。

腸内の健康な細菌の増殖促進に、アルカリ水が有望であるというエビデンスが増えています。

水の他にも、腸内細胞が必要とする物質に電解質(塩やカリウムなど)があります。

電解質は腸の動きである蠕動(ぜんどう)運動を活発にします。

水に液体または固体(粉末)の電解質を加えたものは、脱水症状、疲労感、便秘の予防策として汗をかく暑い日に勧められるのは、みなさん周知の事だと思います。

しかし、既製品のスポーツドリンクなどは、不自然な化学化合物が添加されておりますのでご注意ください。

水分にまつわる栄養の話をすると

水様性の食物繊維は、水分を含むことで膨張・粘度を増しゲル化することで腸内の清掃・排便を促してくれます。

水様性食物繊維とは、水気があり、ネバネバ、ぬるぬるした食物繊維のことです。

代表的なのは、わかめ・もずくなどの海藻類、なめこ、長芋・里芋などのムコ多糖類、オクラ、モロヘイヤなどです。

全て覚える必要はないので、ネバネバ、ぬるぬるで覚えましょう。

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