チメロサールと水銀

インフルエンザワクチンなどに、防腐剤の役目で入っているチメロサール。

覚える必要はないですが、これは有機水銀です。
水銀と言えば、水俣病の原因として世に知らされ、医薬品として使われた「マーキュロクロム(赤チン)」も使用禁止となりました。

水銀は脂溶性で、肝臓や腎臓などに蓄積されます。

また、脳や胎盤からも吸収されやすいため、妊婦さんや赤ちゃんに対する摂取量について、厚労省のホームページでも注意喚起されていますよね。

この水俣病の原因となったのは「メチル水銀」といいます。

ワクチンに使用されているチメロサールは「エチル水銀」でなので、“半減期が短い”ことで人体への影響は少ないと言われております。具体的には、血中濃度半減期が約一週間で、メチルより6〜10倍早く排泄されるとのことです。
しかし有機化学的には、メチル基より、エチル基の方が脂溶性の性質が高いのです。

つまり、ワクチンに使用されている「エチル水銀」は身体に吸収されやすいといえます。

ワシントン大学の研究で、エチル水銀の方が、メチル水銀より2倍、血液脳関門を通りやすいとの研究結果があります。


ですから、半減期が短いとはいえ、血液脳関門を通り脳まで届いたエチル水銀は、果たして『本当に排泄されているのか?』と疑問が残ります。
そもそも、赤ちゃんの血液脳関門がしっかり閉じるのは、最低でも生後1年と言われておりますので、危険は非常に高いと言えます。

しかも無機化したら、ほぼ排泄は不可能になります。


今は、チメロサールフリーのインフルエンザワクチンもあるようですが、そもそもワクチンに予防の効果は無い事は、厚労省も認めております。

重症化も防ぎません。そんなエビデンスはないのですから。(と言うより、そんな非人道的な研究は検証できないですよね。)
今年も、本格的なインフルエンザシーズンが幕開けしました。ワクチンのこと、ぜひご自分でお調べになって下さい。

その中で、自身の意思で判断してください。決して、会社、上司、周りに流されないで自分の考えを持ちましょう。

そして、インフルエンザに限りませんが予防には、自身の免疫機能の改善・向上させるのが最善です。自身で行動してみましょう。

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