トランス脂肪酸や酸化した油

汚い油を取ることはあらゆる病気の源になります。

なぜなら人体の主要臓器のほとんどは油からできており、また水以外で最も組成比が高いのも油であり、ホルモンなど重要な物質の原材料となるのも油であるからです。

最も汚い油の代表格がトランス脂肪酸かと思われます。

そしてパーム油やサラダ油なども要注意で、最近流行りのココナッツオイルも要注意です。

動物性の脂が危険だというのも部分的には噓になります。

マーガリンは有名なトランス脂肪酸ですが、プラスチックと分子一つしか差がないと揶揄されています。

ショートニング、サラダ油、加工品の中にもトランス脂肪酸は入り込んでおり、糖類とともに、糖尿病、高血圧、コレステロール疾患、心臓血管の病気、癌、リウマチ性関節炎、カンジタ症、アレルギー、うつ、慢性疲労などあらゆるものに関与するとされてきて、欧米では厳しい制限にあっていますが日本では野放しです。

「単不飽和」と「多価不飽和」の植物脂肪についても知っておく必要があります。

多価不飽和脂肪には、炎症を起こすオメガ6脂肪酸が含まれます。

単不飽和脂肪には、非炎症性のオメガ3脂肪酸が含まれます。

よくオメガ3が健康に良いと言われており、オメガ3含有量が多い亜麻仁油やエゴマ油やシソ油が最近販売されています。

しかしオメガ6も体には必要なので、重要なのはそれをいい比率で採ることです。

今や1:1くらいで摂るのがよさそうな時代です。

最近健康にいいといわれるオリーブ油ですが、残念ながら非常に品質が下がっています。

安物のオリーブ油は汚い油の代表格といえるかもしれません。

「エキストラバージン・オリーブオイル」と表示されているものの大半は、最近ニセモノであることが暴露されています。

安くて汚い油ほどプラスチックのボトルに入っています。

油はせめて遮光したガラス瓶に入っていることが基本です。

普通のスーパーやデパートやコンビニで売られている油は、ほぼすべては非常に汚い油でしょう。

原材料が遺伝子組み換えであるとか、植物油であれば農薬使用のものであるとか、ドレッシングなどに含まれる油もほとんどがトランス脂肪酸含有になっています。

また市販のサラダドレッシングなどは添加物のオンパレードです。

これらは非常に酸化しやすい油となりそのため発がん性のある酸化防止剤が加えられています。

このような汚い油をとっていて健康を守るなど到底不可能なことはお分かり頂けるでしょう。

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