睡眠ホルモンを自ら作り出す方法

太陽光が睡眠の質を決める

夜ぐっすり眠るためには、朝目覚めた瞬間の行動が重要です。

「朝起きて、直ぐに夜眠ることを考えるの?」と疑問を持たれる方も多いと思いますが、24時間周期で訪れる睡眠のサイクルは、日中に浴びる太陽光の量に大きく左右されと化学的に証明されています。

コルチゾールとメラトニン

コルチゾールは近年、健康問題にとって重要なキーワードになっています。ストレスが生じたときに分泌される「ストレスホルモン」だとして問題視されているようです。

しかし、コルチゾールの本当の役割は、悪役ではなく

⑴朝起き上がって動くためのエネルギーややる気をもたらしてくれる。

⑵眠りから目が覚め、機敏に動けるようにしてくれる。

⑶精神力、集中力、やる気をもたらしてくれる。

等の効果があります。

つまりコルチゾールの分泌が乱れていると

夜になると、身体は疲れているのに神経は最高に高ぶり、本来すっきりしているべきの午前中は、ベッドから体を引き離せない。

という状態になります。

ある研究によれば

「太陽光を浴びると、日中にうす暗い光の中で過ごしたときに比べて夜間のコルチゾールレベルが大幅下がった。太陽光を浴びる量を増やせば、コルチゾール分泌の正常なリズムが生まれ、メラトニン分泌のリズムもまた正常になる」との事です。

睡眠の技術~自然光編~

①午前6時~午前8時30分の間に太陽光を浴びる

⇒最低30分以上

②休憩時間に外に出る

⇒曇っていても太陽光は地表に届きます

③ビタミンDを生成する紫外線Bを浴びる

⇒紫外線Bは、波長が短いため貫通力が弱い、ガラスによってほとんど遮断されてしまうので要注意。

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