ナイチンゲールという方を知ってますか?https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%81%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%AB
彼女の本当の偉業は「日光療法」を推進したことと言えます。
日本人なら誰でも知っていと思いますが、ナイチンゲール(1820-1910)は看護の母として有名です。
ナイチンゲールといえば、当時は病人の世話をする単なる召し使いとしてしか見られなかった看護婦を、「専門知識を必要とする職業」として塗り変えた、歴史的に重要な人物として知られています。
しかし、今でこそ看護の母と謳われるこのナイチンゲールが本格的に看護職に徹したのは、実はクリミア戦争の約2年間良いう短い期間だけなのです。
生涯を通じて看護職を全うしたわけではありません。
では、この2年間で彼女がいったい何をしたというのでしょうか?
実はナイチンゲールの偉業は、よく言われる、看護の専門性への革新ではありません。彼女の本当の偉業は、戦争で負傷した患者に「日光療法」を勧めることによって、それまで高かった死亡率を圧倒的に低下させたことにあります。
ナイチンゲールは生前このような言葉を残しています。
「患者に必要なのは、新鮮な空気、衛生環境、そして光です。それもただの光でなく、直射日光です。」
当時、クリミア戦争で負傷した戦士たちの死亡原因は、大多数が傷でなく、実は病院内の不衛生による感染症でした。
ナイチンゲールは衛生環境を整え、そして直射日光を浴びることがこの感染症を予防し解決することを経験的に知っていました。
これらを取り入れることで、42%もあった死亡率を14.5%に引き下げ、最終的には5%まで下げた偉業を成し遂げたのです。当時は今のように科学分野があまり発達しておらず、日光が感染症に効果的であるという提唱はまだ相手にさえされなかった時代です。
しかし、ナイチンゲールは自身の経験則により直射日光の重要性を熟知しており、それを負傷者に勧めたことで見事に死亡率を低下させました。
こうして、ナイチンゲールは今では看護の母と呼ばれるようになりましたが、その偉業とは看護職の専門性への提唱だけでは決してなく、実は日光療法を実践し死亡率を低下させたところにあるといって過言ではありません。そんな彼女は当時の平均寿命を圧倒的に凌ぐ90歳まで生きました。日光を浴びることはあらゆる予防や疾患に効果があるです。
これからますます、気温が上がり、夏らしい陽気に変わっていきます。
日焼け止め、マスク、閉じこもりばかりしていないで屋外に出て直接日光を肌と目で感じましょう。
簡単に行うことができる健康法は身近にあります。
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