腰痛の原因というのは、多岐に渡ります。
腰が痛いのに、原因が腰にないことも多いです。
ほとんどの、医療機関では、腰が痛いから腰を診る
を、大前提として行なっています。
もちろん、悪いことではありませんが、根本的な治療を目指すとなると少し、視点を変えていく必要があります。
今日、話していく内容というのは腰痛に苦しむ方にとって、すごく役に立つ情報だと思います。
腰痛で診るべき筋肉を紹介していきます。
大腰筋
この知識をしっかりと持ってください。なぜ大腰筋が腰痛と関連があるのかを理解する必要があります。
私はずっと臨床現場で施術してきましたが、
この筋肉を診ずに腰痛治療は根本的に始まらないとさえ思います。
それくらい大事な筋肉ですので、まだ知らない方は必ず調べてください。
大腰筋を関連づけて考えていく時に、
どういう風に考えるのかというと、
トリーガーポイント。
トリガーポイントの知識が大事になってくるんですよ。
トリガーポイントがそもそも何かというと筋の硬結です、硬さ、コリです。
トリガーポイントがあると人間の体は痛みを出すんですね。
局所の循環障害や疼痛誘発物質が局所に
うっ滞しているとかいろんな表現はできるんですけど。
大腰筋っていうのはトリガーポイントの本を読んで頂ければすぐにわかるんですけど、
大腰筋は股関節の小転子に付着しているだとか、
解剖の図でお腹側の絵を載せているイメージがあるかもしれないですが、
そのイメージがあるとお腹側の筋肉なのになんで腰?
と思うかもしれないですけども、それは大きな間違いです。
人間の体の水平断、水平面の断面図で見ると
大腰筋は背中側に付いている筋肉です。
起立筋や腰方形筋の後ろに付いているので、
決してお腹側の筋肉かと言われたら、そうではないです。
腰部の筋肉だと考えてください。
なので、まずは大腰筋は腰の筋肉という認識を持ってください。
あとはトリガーポイント本を読んで頂ければわかるんですけれども、
大腰筋は背中側の筋肉だから、大腰筋が硬くなり腰が痛くなる。
ちょうどストレートなんですけど。そのせいで腰が痛くなる人はたくさんいますね。
私も昔腰痛持ちだったんですが、この大腰筋が原因でした。
大腰筋。
大腰筋の触診の仕方が分からずに、
私はこの腰痛いのなんとかならんかなと
ストレッチとか色々やってたんですけど、
大腰筋の硬さが取れたら、それ以後僕の腰痛は治ってしまいました。
大腰筋の触診が出来ないだとか腰痛の原因になっていることを
治療家であっても、事実として知らない人が多すぎます。
COCONでは、あなた自身が、自分の体をメンテナンスできるように自主トレーニングまでしっかり指導させていただきます。
自分が自分の専属治療家になれるように、二人三脚していきましょう。
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