水の安全性について

今日は皆さんの健康や命に非常に重要な関係がある「水の問題」についてお話ししたいと思います。

日本の水道水の安全性

世界で水道水がそのまま飲める国はわずか14カ国です。その中に日本も含まれています。具体的には、フィンランド、アイスランド、アイルランド、スロベニア、ドイツ、オーストリア、ラトビア、スコットランド、ニュージーランド、南アフリカ、モザンビーク、リサ・ダミア、スウェーデン(ストックホルム)、オーストラリア(シドニー)と、日本とアラブ首長国連邦の2つです。特に、人口が多い国で水道水が飲めるのは日本だけです。日本がいかに恵まれているかを理解していただきたいです。

水の供給方法

水が供給される過程を説明します。山の中の林に雨が降り、その水が川に流れ込みます。その川の水を取水塔でポンプで汲み上げ、浄水場に送ります。浄水場では、さまざまな物質を混ぜて沈殿させ、不純物を除去します。その後、オゾンで消臭し、活性炭でさらに不純物を取り除きます。最後に塩素を注入して消毒し、排水池に溜めます。マンションやビルでは、給水管で水を汲み上げ、屋上のタンクに溜めてから各家庭に供給されます。

日本の水質基準

日本の水質基準は非常に厳しく、51項目にわたる基準が定められています。バクテリアや重金属、化学物質に対する基準も含まれています。実は、水道水の方がミネラルウォーターよりも基準が厳しいのです。ミネラルウォーターは清涼飲料水として分類され、18項目の基準しかありません。

水質基準の法改正

昨年、水質基準が法改正されました。新たに定められた基準には、水質管理目標設定項目や要検討項目が含まれています。要検討項目とは、毒性が定まらない物質や水道水中の検出実態が明らかでない項目を指します。

除草剤の問題

特に問題となっているのが除草剤のラウンドアップです。ラウンドアップの成分であるグリホサートは、発がん性があるとしてWHOの国際がん研究機関(IARC)によって分類されています。グリホサートにさらされることでがんのリスクが増大するとされています。

ラウンドアップの基準値

日本の水道水にはグリホサートの基準値がなく、目標値のみが設定されています。この目標値は2ppmで、他の農薬に比べて非常に緩いです。比較すると、EUでは0.00001ppm、アメリカでも0.7ppmと、日本の基準は非常に緩いことが分かります。

日米合同委員会の問題

日米合同委員会は、1960年に締結された日米地位協定の運用を決定する実務者会議です。日本側は官僚が、アメリカ側は在日米軍のトップが参加します。政治家は参加できず、そこで決められたことが法案として提出されるため、日本が自立して決定することが難しくなっています。

まとめ

今日は日本の水道水の安全性について詳しく説明しました。水道水の安全性を確保するためには、適切な基準の設定と、その基準を守るための監視が必要です。また、除草剤の使用やその基準についても見直す必要があります。

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