4. 食物繊維を十分摂ること

あなた食物繊維といえば、何を思い出しますか?

キャベツ? ごぼう? 玄米?

それらの食品を適切に摂取していますか?

現代人のほとんどは、食物繊維は足りていません。

そのため食物繊維の多い食品や繊維添加剤を利用して、食物繊維の摂取量を増やす必要があります。

食物繊維は二種類あります。

⑴水様性食物繊維

・水に溶けると粘度を増しゲル状になる

・血糖値の上昇を抑える

・善玉菌のえさになる

海藻類、なめこ、長芋・里芋、熟した果実、アボカド、オクラ、モロヘイヤなど

主にネバネバ、トロトロ系食品です

⑵不溶性食物繊維

・水分を吸収して数倍に膨れる→便の量が増える

・便の量が増えると、腸内を刺激し蠕動運動(腸の動き)を活性化させる。

・有害物質を体外に排泄し、大腸がんの予防につながる

玄米、キノコ類、さつまいも・ジャガイモ、熟していない果実、葉野菜、豆類

主にキノコ類・繊維質な食品です

摂取方法

一般的に食物繊維摂取量の目安は25~40g/日と言われています。

ベリー類、葉物野菜、リンゴ、ナシ、アボカド、豆類、アーモンド、チアシード、フラックスシード(亜麻仁種子)などを食べることで達成できます。

食品で意識すると、毎日海藻類、舞茸、葉物サラダを意識しましょう。

一度の大量摂取では体質改善の効果が期待できませんので、毎日継続することが重要です

食品からの摂取が難しい人は、サプリメントという方法もあります。

チアシードとフラックスシードは、体内に部分的に吸収されるように粉砕された製品がありますので吸収率の視点から見ると最適です。

水溶性食物繊維が豊富なサイリウム(オオバコ)のカプセルやアカシア粉末(食物繊維とプレバイオティクスのダブル効果)を毎晩摂取すると、優れた便秘緩和効果が期待できそうです。

食物繊維のサプリメントは、どの製品もコップ1杯以上の水と共に摂取することが大切です。

食物繊維は、水を大腸に運び、いわば膨張剤を形成することで作用します。

水が足りないと、便秘が悪化することがあります。

また、体質改善や減量目的で糖質制限を実施している人は、特に便秘状態に陥りやすいので、より積極的に食物繊維と水分の摂取をお勧めします。

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