ずばり「胸郭の可動性の出す」
圧迫骨折の方では特に胸郭の可動性を
引き出してあげないと、起き上がりや、歩行など
様々な動作において円滑な動作に
結びつかないです。
それで、本日お伝えするのもそれに
付随したものです。
圧迫骨折の方を想像してみて下さい
まずコルセットしますよね。
おそらく2ヶ月以上は固定するでしょう
そうなると固定している部分、、、
つまり
胸郭が硬くなっていきますよね。
また、
胸郭が固くなっていく
=
呼吸機能・肺の機能が低下していくことが
容易に想像がつきますよね。
他にも、
この胸郭が硬くなると不利なことが多々あります。
・寝返り
・起き上がり
・立ち上がり
・歩行などなど・・・
つまり、あらゆる動きはこの胸郭を使わないと
動作の切り替えができませんよね。
さてそんな胸郭の動きを出すのに役立つ筋
それはずばり、
「肋間筋」です。
肋間筋ときいて
当たり前だと思われますが、
圧迫骨折の患者さんにおいて明らかに影響を
受けているので胸郭の硬さ必ずみます。
まず、専門的なところですが
筋のつき方として、
内:第1〜11肋骨の内面の肋軟骨
外:第1〜11肋骨下緑と肋骨結節
とついていて、
肋間筋の役割を簡単に述べていくと、
内・外とあり、
外肋間筋は、
肋骨を引き上げて胸郭を広げ
吸気運動を行うのに対して、
内肋間筋は、
肋骨を下げて
胸郭をせばめて呼気運動を行う
つまり胸郭の運動を直接影響をしていて
呼吸機能がここで変化するっていうことです。
前回、やはり圧迫骨折は、脊柱とお話させて
頂いておりますが、脊柱を動かすために
胸郭も連動して動くので、まず胸郭の動き自体も
診ないといけないと思います。
単純に脊柱は単独で動きません、なぜならそこには
肋骨がついていて、肋骨を介して胸郭という全体の構造物があるからです。
なので、
胸郭を動かす=脊柱の動きにも大きく影響が
あります。
やはり圧迫骨折なのでそういった構造的な
つながりは見落としてはいけないと思います。
圧迫骨折においては、コルセットをしているため、
このような機能障害はほぼ間違いなく引き起こされ
る思います。
また、圧迫骨折でなくとも
今は皆マスクをして生活をしていますので、
口呼吸で浅い呼吸になりがちです。
そうなると、胸郭自体の可動性が慢性的に
低下していまいます。
あなたの身体の違和感や痛みも、
この辺りが影響しているのかもしれませんね。
古今では、そんな視点で見立て、根本治療を行っていきます。
腰痛意外にも、お困りの際は一度ご連絡ください
腰痛専門整体院 古今〜COCON〜 院長 保科渡
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