腰痛の治療で知っておかねばならないこと、、、
それは
前回は、骨盤の前傾後傾のないようでしたが
今回は、更に細かい動きの話です。
前回も一部お伝えしましたが、
仙腸関節の動きで、
アウトフレアって
わかりますか?
骨盤は『寛骨』・『仙骨』・『坐骨』の3つの
骨から構成されます。
そのうちの左右の寛骨が開く動き
つまり
仙骨の中心にしまるという動きを
アウトフレアと言います。
インフレアはこの逆ですね。
簡単に言うと、
骨盤が開くか閉じるかという動きのことです。
大前提として、この場では、仙骨が動くと
仮定してお話します。
医師や治療家のなかでも意見は分かれるところ
ですが、実際に仙骨の動きを出すと症状が
劇的に改善するので、古今では仙骨は可動するもの
と考えています。
さて、
アウトフレアですが
これはよく骨盤を閉めるとか
いろいろといいますが、
仙骨の動きと連動して
腸骨が動きます。
高齢者となると
閉まっていたものが
インフレア方向に動いて
緩んだ方向へいきます。
これは
加齢に伴う変化だそうですが、
実は
使っている側の下肢、
つまり支持しやすい方の下肢が
インフレア方向へいきやすいです。
大まかに言うと内股ですね(厳密には違いますが、、、ここでは割愛)
これが続くと
腰椎を含めた脊柱と連続しているため
回旋方向への影響が出てきます。
なので、
体幹の回旋の制限ができていない場合
これは、仙腸関節の動きを無視しているからに
他なりません。
単純に体幹を回旋させたときって
脊柱だけで動きますか?
おそらく仙骨の動きを伴うと思います。
そのために
仙骨の動きを出したほうが良いと考えます。
なんにも考えずに
このアウトフレア方向へ(腸骨の外開き)
腸骨を誘導してみてみて下さい
すると、、、
体幹の回旋がびっくりするくらい変化します。
なので骨盤調整は重要なのですが
その他にも仙腸関節・特に仙骨の動きが重要に
なっていきます
そこから治療の展開にもっていくのも効果的だと
考えます。
古今の施術では、仙腸関節の調整も行います。
これはすっごく簡単なので、全く痛くなく、効果が
絶大なのでお客さんもびっくりする方が多いです。
痛みだけでなく、
運動機能にも高められるので、
おすすめです。
次回も
腰痛だけでなく、痛みに関してまた
お伝えしていきたいと思います。
院長 保科渡
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