加工肉と大腸がん

もうお忘れかもしれませんが、2015年10月26日にWHO(世界保健機関)が「加工肉や赤身肉が、がんの原因となる」と発表したことは、世界中で大きなニュースになりました。

「加工肉を毎日食べた場合、50gごとに大腸がんを患う確率が18%上昇する」

「赤身肉を100gを食べると、大腸がんのリスクが17%高まる」

WHO傘下のがん専門組織IARC(国際がん研究機関)は、加工肉を「グループ1、発がん性がある」と判定。

同じグループ1に分類されるものにはタバコ、アルコール、紫外線やアスベストなどがあります。

さらにIARCは、赤身肉を「グループ2、おそらく発がん性がある」と判定しました。

50グラムの加工肉とは、ウィンナー3本、ベーコンで2枚、大きなホットドックなら1本の大きさです。

マクドナルドのハンバーガーのパティは45グラムです。

IARCは、食品添加物の亜硝酸塩を「ヒトに対しておそらく発がん性がある」と判定しています。

なぜなら亜硝酸塩を含む肉を、揚げたりグリルなどの高熱で調理すると、発がん性物質のニトロソアミンなどのニトロソ化合物になるからです。

さらに、調理でニトロソアミンが形成されなくても、胃の中で胃酸が亜硝酸塩をニトロソアミンに変えることが分かっており、マウスなどの動物実験の結果、ニトロソアミンは大腸がんを引き起こすことが示されています。

さらにスペインの研究者らが、1985年から2005年までに発表された61の科学論文を調査し、亜硝酸塩とニトロソアミン、およびこれらの物質が多く含まれるのは、胃がんのリスクを高めると報告しています。

今や2人に1人がガンになり、3人に1人がガンで亡くなる時代ですから、普段の日常的な生活の近いところに原因があることは間違いありません。

医療ジャーナリストの船瀬俊介先生は、最近の肉食を礼賛する風潮に警鐘を鳴らさないと、大変なことになる、と強い危機感をいだいています。

船瀬先生が送ってきた資料を読むと、腸内細菌が問題になっているようです。

悪玉菌は動物たんぱくが大好物。日和見菌も悪玉菌に変身!

すなわち、

肉食→動物たんぱく→悪玉菌が分解→発がん物質→大腸ガン→血中に吸収→全身を巡る→ガン多発

ここまで加工肉や赤肉に発ガン性があるのは、

今販売されている肉の質が、エサの農薬・肥料・遺伝子組み換え、そしてホルモン剤や抗生物質、加工の際の食品添加物などが使用されて、肉自体の品質が昔とは変わってきているのでしょう。

食生活改善の参考にしていただければと思います。

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