インフルエンザワクチンは1994年以降、全国で中止されて、任意接種となりましたが、一般的に接種しようとすると2800円~4000円程の費用が必要になります。
費用が高い、効果も微妙、体質的に具合が悪くなる、打ちたくない(図参照)…という方に朗報!
『血中ビタミンD濃度を適切に保つとインフルエンザ発症率が減少する』という研究結果が発表されています。(American Journal of Clinical Nutrition.2010)
その内容は、ビタミンD錠剤を摂取したグループは肺炎・感染性呼吸器疾患・インフルエンザの発症率が2割低下したというものです。
また別の研究では『インフルエンザ患者に適切なビタミンD血中濃度を保つと48~72時間で完全緩和する』という調査結果もあります。
これらの機序としてはビタミンDにはカテリジンやディエンシンという抗微生物ペプチドを生成する作用があるため、免疫力の向上が期待できます。
またTレグ細胞を活性化するため、過剰な炎症症状を抑制してくれます。冬季は日照時間も短く皮膚でのビタミンD生成が減少してしまうため、食事からの摂取を意識しましょう。
ビタミンDサプリの使用も良いとは思いますが、その場合はきちんとビタミンD血中濃度・25(OH)Dの値を確認しながら過剰摂取による弊害を考慮することが大切です。
どんな栄養素であれ、それだけ意識していれば大丈夫なんてことはありません。すべてはバランスよく、意識しましょう。
ビタミンDは日光を浴びることで皮膚で合成されることは、有名な話ですが屋内で、ガラス越しに日光を浴びてもビタミンDは合成されません!
屋外に出て、直接日光を浴びましょう。
注意:ワクチンの強制は違法です、適切な免疫を身に付けましょう |
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