気象病 -気圧-

気圧とは

空気や大気が地面やモノに対し押し付ける力の圧のことです。

気象病において、実は圧力そのものよりも重要なのが低気圧の時は地表の「酸素が少し薄く、少なくなっている」ことです。

酸素が薄い?

高気圧の時は、晴れていますね。

酸素が多く、上昇気流が起こりませんので雲が少ないです。

つまり下降気流ですので地面近くに酸素量が増えることになります。

空気が多いので、比較的活動的な交感神経が活性化されています。

ですのでエネルギー消費するために活発に人間をはじめとした動物は活動的になります。

低気圧では、上昇気流のため地表近くでは、酸素が若干少なくなります。

そのため副交感神経が活発となり、エネルギーのエコモード・リラックス状態となりやすいのです。

農業漁業のような自然が相手のお仕事はこの知恵を活用していますが、その他の現代の仕事は天気に関係なく行われています。

圧力の観点

高気圧状態では、外圧がしっかりとかかることで

人体の構造上、安定感が増し、

血流やリンパを中心とする体内水分の流れへの圧も安定します。

低気圧の場合、単純に外側からの圧力が弱まり、内側からの外に向けての力が強まるため、血管や細胞が膨張します。

そのため、むくみや頭痛、倦怠感、痛みなどを引き起こすことになります。

血流やリンパの流れも低下しやすく、体調不良になりやすいということなのです。 

循環が悪くなっている血流や体内水流による影響によって

頭痛、吐き気、めまい、肩こり、腰痛、だるさ、むくみ、倦怠感、関節炎など症状として感じるということですね。 

古傷は、組織の破壊や血流が悪くなっているところが多いので低気圧により、痛みや違和感を覚えることがあります。

血流低下や酸素運搬力の低下によって、シビレや痛み、関節の痛み、古傷の違和感などが出やすい状態となります。

人間は適度な圧によって生かされている生き物とも言い換えることもできますね。 

まとめ

高気圧は下降気流を生み、地上の酸素濃度が若干多くなり、

低気圧は上昇気流を生み、地上の酸素濃度が若干少なくなります。 

若干の酸素不足が、自律神経の乱れに影響してしまうことがあります。

酸素は、人体に必要な最も大切な栄養です。

そして最も必要な内臓が、「脳」です。

簡単な対策として、呼吸法を取り入れることで脳に酸素を送りましょう。

つまり、低気圧で体調不良になった時に大事なことは、血液中の酸素濃度を上げることが大事です。

対策としては

①深呼吸をして酸素を体内に取り入れる。

②体温を高める。

③適切に自立神経を刺激するためゆっくりと入浴する。

気象病が辛いという人は、低気圧のせいだからと諦めないで下さい。

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